★組織に必要な人材とは
組織に必要な人材とはどのような人物を指すのか
それは簡単に言うと人とうまくやれる人だ。
言葉だけ見ると元も子もないので、詳細を説明しよう。
人間は2種類に分けられる。
一人で強いやつと仲間と協力して強いやつの2種類だ。
一人で強いやつは能力が高く、努力家で勉強熱心だが、
組織内の活躍という面で見ると、あまり向いておらず、
実力を発揮することができないのだ。
一方仲間と協力して強いやつは、組織内で力を発揮する。
単独の能力はそれほどでもないが、
周りと協力したり、状況を把握する能力に長けており、
人とうまくやる能力が高い。
これは良し悪しの問題ではなく、その人のタイプだ。
海の中では、人間が息をできないのと同様に、
魚はその海という組織の中では、自由に活発に動くことができるのだ。
【1】察知
成功者は察知する能力が高い。
周りの状況や環境、人の行動や仕草から
将来を先読みし、次に何が起きるのかを予測する。
この精度が高いやつが、組織を円滑に回し、引っ張っていく。
そのため、常に周りをよく観察しており、変化に良く気付く。
常日頃からアンテナを張っており、いつもと違うことがあれば、
すぐに気づくように感覚を磨いているのだ。
【2】敬意
仕事仲間に対して敬意を払う。
上司はもちろんだが、部下に対してもそれは変わらない。
そもそも成功者には人に対して上とか下とかの感覚はなく、
仕事仲間は等しく、自分に学びをもたらしてくれる重要人物なのだ。
また、部下であっても、その仕事内容を軽視したりはしない。
ポジションが違うだけで、それは必要な仕事内容として考えている。
だから敬意を払わなくて良い人間等いない。
それは仕事以外の環境でもそうだ。
誰からでも学びを得るという感情があれば、当然の感覚なのだ。
【3】立場
自分の立場を理解する。
当然だが、新入社員と中堅社員の求められる仕事内容は違う。
中堅社員がいつまでも新入社員の仕事をやっていたら、
いくらうまくできていたとしても評価されないだろう。
まずは自分が周囲に対して何を求められているのか、
これを第一に考える必要がある。
また、立場が上に行けば行くほど、周りを動かす力が必要になってくる。
自分は一つ上の視点から物事を見通し、指示を出す。
これが中堅社員以上に求められる必須スキルとなるだろう。
【結論】状況をいち早く察知し行動
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