★成功者も不安になる
当たり前だが、成功者であっても不安になることがある。
むしろ一般の人よりも不安になりやすいだろう。
そんな彼らだが、不安をあまり恐れていない。
なぜなら今まで、何千何百と経験を重ねるうちに
対処方法を編み出しているからだ。
不安になるのは仕方のないことだけれど、それをいつまでも引きずる気はない。
すぐに悩んですぐに切り上げ、次の行動へと動きだすのだ。
【1】行動
悩んだときは、あまり考えすぎないこと。
これは頭の良い人ほど、思考で解決しようとするため、注意が必要だ。
思考では不安や悩みが完全に解決することはない。
行動した結果の、ゆるぎない事実が解決するのだ。
行動するという行為は解決に向かって動いているということ。
つまり現在地点よりも解決に近づいているということになるのだ。
その積み重ねが自分を問題解決の方向へ導き、成長を促してくれる。
なので悩んだらすぐに行動。
それが間違っていてもかまわない。
まず足を一歩前に出す習慣を身につけておくと良いだろう。
【2】記録
今、不安に思っていること、悩んでいることを、
全て紙に書きだすと不安を和らげることができる。
なぜなら、人が一番怖くてつらいのは、
漠然とした不安なのだ。
何が何だかわからないが、なんとなく不安。
この状態が人を一番苦しめることになる。
紙に書きだすことによって、不安が具体化され、目に見える形となる。
そうなれば、ちゃんと形のある不安ということを自分で認識できる。
また、紙に書くことで、不安の輪郭を決められるので、
対処方法もみえてくるという、一石二鳥ぶりだ。
幽霊は怖い、同じ怖いでもライオンなら対処のしようがあるということだ。
【3】仲間
不安を具現化する方法として、もう一つある。
それは、人に話すということだ。
人に話すとその悩みを相手も認識してくれる。
また、相手の意見を聞くことで、その不安の輪郭がはっきりして
不安を一気に減らすことができるのだ。
また、自分が考えもしなかった視点から解決案を提示してくれたり、
励ましたりしてくれることにより、より不安は少なくなるだろう。
話すなら信頼できる仲間が良い。
真剣にその悩みを聞いてくれる、信頼のおける仲間にのみ打ち明けるのだ。
【結論】悩みは早く表に出す。抱えない。
コメント